鹿野、篠原、山下3氏が農事功労章を受章 [fr]

 鹿野道彦元農林水産大臣、篠原孝元農林水産副大臣、山下正行農林水産大臣官房国際担当総括審議官が2012年7月24日、クリスチャン・マセ駐日フランス大使より、農事功労章シュヴァリエに叙されました。

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(右から)クリスチャン・マセ駐日フランス大使、鹿野道彦元農林水産大臣、篠原孝元農林水産副大臣、山下正行農林水産大臣官房総括審議官
© Ambassade de France au Japon

 日本とフランスは、自国の農業と食料に強いこだわりを持っています。両国は環境、地域、人、伝統を尊重する質の高い農業を堅持し、発展させるべく、これらの分野で多くの交流を維持しています。

 日仏両国はG20の枠内において、とりわけ食料安全保障をはじめ、農業と食料の重要性に関する多くの共通の立場を主張しています。加えて、国際レベルで農産物生産量を増加させるとともに、一次産品価格の乱高下を制御する必要があるとの見解を共有しています。

 日本はとりわけ食料安全保障の諸問題に関する意見交換の場として、G20農業大臣会合を創設するフランスの提案を支持しました。またG20開発作業部会「食料安全保障」専門家会合の共同ファシリテーターを務め、G20農業大臣会合の作業に積極的に貢献しました。日本はフランスと同じ考えに基づき、2010年日本APECの一環として、同年10月に新潟市でAPEC初の食料安全保障担当大臣会合を開催しました。


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鹿野道彦氏
衆議院議員、元農林水産大臣

 1976年に旧山形県第1区から衆議院議員選挙に立候補し、初当選。1989年に農林水産大臣(自由民主党)に就任、農村開発問題や農業界の再活性化問題に精通(自民党では総合農政調査会長、民主党では農業再生本部長)。

 2010年に食と農の再生議員連盟会長に就任、同年から2012年まで農林水産大臣を務めました。


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篠原孝氏
衆議院議員、元農林水産副大臣、G20農業大臣会合シェルパ

 長野県出身。1973年に農林省に入省、2003年に衆議院議員選挙に初当選。農業・水産問題の専門家(ワシントン大学で海洋法を学ぶ)、幅広い分野(貿易、国際政治、統計、研究所)で責任ある地位を歴任しました。

 2010年に農林水産副大臣に就任、G20農業大臣会合でシェルパを務めました。


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山下正行氏
農林水産大臣官房国際担当総括審議官、G20農業大臣会合サブ・シェルパ

 静岡県出身。1980年に農林水産省に入省。在アメリカ日本国大使館やジュネーヴ国際機関日本政府代表部をはじめ、海外ポストを歴任。

 国際問題と食糧問題に詳しく、農林水産省でこれらの問題に関する責任あるポストを歴任。G20農業大臣会合ではサブ・シェルパを務めました。

最終更新日 17/01/2019

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