核セキュリティ・サミット-仏米首脳会談 [fr]

 フランソワ・オランド大統領は3月31日、核セキュリティ・サミットに出席するために訪米し、アメリカのバラク・オバマ大統領と会談しました。

会談後のオランド大統領の発言

ワシントン(アメリカ)、2016年3月31日

 何よりもまず、核セキュリティ・サミットを開催したバラク・オバマ大統領に感謝の意を表します。リスクの存在に対する意識喚起をすべての国に促したいという2010年来のオバマ大統領の意思です。これらのリスクの中には、テロが含まれます。

 この会合の第一の目標は、すべての国にとってグローバルな脅威であるテロについて話し合うことです。ヨーロッパは特にダーイシュ(イスラム国)などのテロリストの標的になって以来、より大きな打撃を被っています。昨年はパリで、今年はブリュッセルで発生しました。オバマ大統領とともに、情報収集や我々を襲う可能性のある外国人戦闘員の追跡調査などの活動で一層連携を深めました。我々はヨーロッパとアメリカの間で、極めてハイレベルの連携があるようにもしました。

 とはいえ、我々はイスラム過激派テロの根源がシリアとイラクにあることも認識しています。我々はイラクとシリアで行動しなければなりません。それが有志連合の枠内で行っていることです。

 この有志連合の枠内で進められた攻撃によって、ダーイシュが後退していることを確認しています。我々はイラクとイラク政府に対する支援を継続しなければなりません。イラクが特にモスルをはじめとする同国の全領土を奪還できるように、我々が行うと決めたことです。

 シリアでは、我々は軍事支援面と政治面の両面で行動しています。ここでもダーイシュが支配地域を失いつつあると確信しています。こうした見地から、ラッカは我々にとって一つの目標です。我々はすべての部隊を支援しなければなりません。私は中でも、我々がこの目標を達成できるように行動しているアラブ人部隊とクルド人部隊を念頭に置いています。

 政治面でも、停戦協定が成立し、現在まで順守されていますが、このことが政権移行やすべての当事者が参加する交渉に資するようにしなければなりません。

 我々は一部諸国の首脳とこの地域について話し合う機会があると思います。

 しかしながら、この政権移行がシリアの危機と内戦のまさに原因だったことへと後戻りしてはならないことは明白です。ここでもまた我々は新しい政府、新しい政権がシリアの将来を担うという目標を持っています。

 我々はリビアについても話し合いました。我々はリビア政府に全面的承認を与えるべきです。というのも、シラージュ氏が指揮するリビア政府が国際援助と安定をもたらすことができるからです。そうすれば、関係者にとって本当に深刻になりかねないと同時に、テロの糧道となる不正取引の誘因になりかねない移民を回避できるとともに、難民が庇護権を享受できるようにすべき義務があるとはいえ、ヨーロッパがさらに何万人も受け入れなければならない事態を回避できます。我々はリビアの安定が優先的に取り組まれる課題になるように手を尽くさなければなりません。

 我々は他の問題も取り上げました。とりわけイラク合意が挙げられます。バラク・オバマ大統領と私、そして言うまでもなくこの交渉に参加したすべての関係者がその役割を果たしたからです。現在では約束が履行され得るかを確認する必要があります。

 我々が再び集まることが重要だった理由もそこにあります。私は我々両国の友好関係をたたえるとともに、テロとの戦いで我々の側に立つオバマ大統領の能力を改めて高く評価します。

 ありがとうございました。

最終更新日 06/04/2016

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