相馬千秋氏が芸術文化勲章を受章 [fr]

 アートプロデューサーの相馬千秋氏が3月16日 、在日フランス大使館のクレール・テュオーデ文化参事官により、芸術文化勲章シュヴァリエに叙されました。

JPEG - 446.5 kb
アートプロデューサーの相馬千秋氏

 相馬千秋氏は舞台芸術の第一線で活躍し、この分野の国際化と文化間対話に大きく貢献しています。

 相馬氏はフェスティバル/トーキョー(F/T)の国際化と国際的知名度向上に大きな役割を果たしました。同氏は演劇とコンテンポラリーダンスがあらゆる面で十分な地位を得ていない状況にありながら、F/Tを5年で日本で最も重要な演劇祭の一つに押し上げました。その取り組みの中で、フランス人アーティストを迷うことなくF/Tに招へいしました。例えば2009年にシルヴァン・モーリス、2010年にジゼル・ヴィエンヌ、2011年にジェローム・ベル、2012年にジャン=ミシェル・ブリュイエールなど、枚挙にいとまがありません。

 相馬氏は、アジアやその他の地域の舞台芸術界のさまざまな担い手が国境を越えて考察を深め、シェアするアプローチを提唱しました。同氏はフランスとフランス人アーティストにとって、パートナーであると同時に貴重な橋渡し役です。フランスはそのことに対して感謝の意を表し、芸術文化勲章シュヴァリエに叙しました。

フランス人劇作家・演出家パスカル・ランベールのメッセージ

 「私はパリより―親愛なる千秋―あなたがこの数年間、芸術のために、われわれフランス人アーティストのために、さらにロドリゴ・ガルシアをはじめ、私の友人のスペイン人アーティストや、私の友人であるロメオ・カステルッチのためにしてくれたすべてのことに対し、友情と感嘆の念を伝えます。

 これらの素晴らしいアーティストはいずれも、あなたが勇気と才能をもって招へいしました。私はわれわれの議論やプロジェクトを覚えています。そして中でも新宿のフランス菓子屋で語り合ったときや、あなたが望んでいたことがもうできないと分かったときなど、とても心動かされたひとときを覚えています。あなたの中に演劇やダンスはもとより、芸術全般に対する愛情を見て取りました。

 それは不思議で心痛むときでしたが、あなたの才能とその芸術への真の愛情を一瞬たりとも疑ったことはありませんでした。あなたが今日受け取るものがそれを物語っています。それは感謝、評価です。復活です。心を込めて」 パスカル

最終更新日 18/03/2016

このページのトップへ戻る