葛飾北斎美術館の永田生慈館長が芸術文化勲章を受章 [fr]

 葛飾北斎美術館の永田生慈館長が2月24日、ティエリー・ダナ駐日フランス大使により、芸術文化勲章オフィシエに叙されました。

葛飾北斎美術館の永田生慈館長
葛飾北斎美術館の永田生慈館長
© 在日フランス大使館
ティエリー・ダナ駐日フランス大使が永田生慈氏に芸術文化勲章オフィシエを伝達
ティエリー・ダナ駐日フランス大使が永田生慈氏に芸術文化勲章オフィシエを伝達
© 在日フランス大使館

 
 永田氏は1951年、島根県津和野町で生まれました。特に葛飾北斎の作品をはじめとする浮世絵の研究に生涯を捧げてきました。

 立正大学史学科で北斎研究の専門家の指導を受け、1974年に卒業。1980年に浮世絵を専門とする太田記念美術館の設立に携わりました。2008年まで同館副館長を務め、その間に数百に及ぶ浮世絵の展覧会を企画しました。

 北斎作品に関する著作を多数執筆したほか、国内外で数多くの講演を行いました。1972年に月2回刊の北斎専門誌を創刊、1990年に出身地の津和野町に、私蔵コレクションを基盤とした葛飾北斎美術館を開設しました。現在、東京・墨田区のすみだ北斎美術館(2016年秋開館予定)の開館準備を進めています。葛飾北斎とその弟子たちを専門とする最大規模の美術館です。

 永田氏は1980年代以降、フランスでいくつもの展覧会を企画しました。中でも2014年にパリのグラン・パレで開催された「北斎展」は、入場者数が35万7,000人を超える大成功を収めました。同展の監修者、主要な作品貸出者として、国外に貸し出されることが極めてまれな作品約500点の公開に尽力しました。

最終更新日 02/03/2016

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