講演会「日仏から見た伊藤清氏の業績の意義」と記念レセプション開催報告 [fr]

 講演会「日仏から見た伊藤清氏の業績の意義」が11月26日と27日、フランス高等科学研究所(IHES)とクールノー財団および同センターとの共催で、東京・港区のフランス大使館で行われました。それに先立ち25日には、日本のIHES支援委員会メンバーを中心に、記念レセプションが大使公邸で開催されました。

 フランス高等科学研究所(IHES)は、公益性のある財団として、数学・物理学をはじめ、あらゆる科学分野の理論研究を支援するための機関です。IHESは同研究所での日本人研究者の滞在費にあてる基金を7年前に設立しました。日仏の寄付者によるこの基金のおかげで、
日本からの研究者数は増大し、日本の研究機関と長期のパートナーシップを築くことが可能になりました。

 フランス大使館科学技術部は11月25日から3日間、日仏イノベーション年の一環として数学をテーマにしたイベントを開催しました。

 1日目には、記念レセプションがヨーロッパ研究会議議長のジャン=ピエール・ブルギニョンIHES名誉教授の氏と津島雄二元厚生大臣の出席の下で開かれました。IHES支援委員会メンバーを中心に多くの企業、研究機関が参加し、支援の成果を実感したほか、基金に対する新たな活動にもつながりました。

 2日目と3日目には、日本の数学者伊藤清氏の業績、中でもその物理学や数理ファイナンスへの影響力を紹介する講演会「日仏から見た伊藤清氏の業績の意義」を、科学技術振興機構(JST)と日本数学会の後援を得て、IHES、クールノー財団および同センターと共催しました。グレン・シェイファー、ダニエル・ゴロフ、舟木直久、ジョスラン・ガルニエ、ニコル・エル・カルイ、楠岡成雄、福島正俊などの著名な講演者(敬称略)による講演が行われました。

 このイベントの参加者は総勢100人を超え、フランス数学界の活力と日本との協力関係を改めて紹介する格好の機会となりました。

最終更新日 15/04/2016

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