ダナ駐日フランス大使が地球深部探査船「ちきゅう」を視察 [fr]

 ティエリー・ダナ駐日フランス大使は11月20日、就航10周年を迎えた海洋研究開発機構(JAMSTEC)の地球深部探査船「ちきゅう」を視察しました。

© 在日フランス大使館
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© JAMSTEC
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 JAMSTECはフランス海洋開発研究所(IFREMER)とともに、海洋学分野で世界有数の研究機関です。

 その第一級の施設や設備の中に、就航10周年を今年迎えた地球深部探査船「ちきゅう」があります。JAMSTECはこの機会にメディアや一般市民を対象に数多くのイベントを開催したほか、ダナ駐日フランス大使を特別視察に招待しました。

 「ちきゅう」は全長210メートル、総トン数5万7,000トンを超える世界最大の科学掘削船です。海底油田掘削のために開発された技術を導入し、特殊な流体を循環させて掘り進む「ライザー掘削」と呼ばれる掘削システムを科学掘削船として初めて搭載しています。これによって水深2,500メートルの海底から、海底下7,000メートルの掘削を実現しています。

 同船には研究者、技術者、乗務員など最大200人が乗船できます。船内には採取したコアを分析する研究施設も完備されています。これらの能力のおかげで、なかでも2011年3月11日に発生した東北地方太平洋沖地震の震源付近や、同じく巨大地震が発生する可能性のある南海トラフにおいて、プレート境界の沈み込み帯の地質構造を分析することができました。

 JAMSTECはとりわけ1984年設立のIFREMERをはじめ、フランス国立科学研究センター(CNRS)、フランス原子力・代替エネルギー庁(CEA)、パリ地球物理学研究所、フランス諸大学などを通して、フランスと長年にわたる定期的な協力を維持しています。さらに2013年以来、IFREMERのイヴ・エノック氏を客員研究員として迎えています。

 地球深部探査船「ちきゅう」について詳しくは、JAMSTECホームページをご覧ください。

最終更新日 15/04/2016

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