高松宮殿下記念世界文化賞、フランス人2人が受賞 [fr]

 高松宮殿下記念世界文化賞の授賞式典が10月21日(水)、東京・元赤坂の明治記念館で、常陸宮妃殿下ご出席の下で開催されました。今年は建築部門と演劇・映像部門で、フランスの建築家ドミニク・ペローとバレリーナのシルヴィ・ギエムが受賞しました。

高松宮殿下記念世界文化賞 - JPEG

 この権威ある賞が今年、フランスの建築家ドミニク・ペロー(建築部門)とバレリーナのシルヴィ・ギエム(演劇・映像部門)に授与されました。

 今回の受賞は日仏文化関係の密度の濃さと豊かさの象徴です。親日家のドミニク・ペローとシルヴィ・ギエムが、そうそうたる顔ぶれのフランス人受賞者リストに加わりました。この賞を過去に受賞したフランス人は、絵画部門のマルシャル・レイス、ダニエル・ビュレン、ピエール・スラージュ、バルテュス、彫刻部門のクリスチャン・ボルタンスキー、ニキ・ド・サン・ファール、セザール、建築部門のジャン・ヌヴェール、音楽部門のアンリ・デュティユー、ピエール・ブーレーズ、演劇・映像部門のジャン=リュック・ゴダール、モリース・ベジャール、マルセル・カルネです。

 高松宮殿下記念世界文化賞は1988年、日本美術協会によって創設されました。絵画、彫刻、建築、音楽、演劇・映像の各分野で、世界的に顕著な業績を挙げた芸術家に毎年授与されます。

 今年の受賞者は日本人画家の横尾忠則、ドイツ人彫刻家のヴォルフガング・ライプ、フランス人建築家のドミニク・ペロー、日本人ピアニストの内田光子、フランス人ダンサーのシルヴィ・ギエムです。

 ドミニク・ペローによる受賞記念建築講演会が授賞式典の翌日22日(木)、都内で開催されました。

ドミニク・ペロー

ドミニック・ペロー - JPEG 1953年、フランス中部オーヴェルニュ地方のクレルモン=フェラン生まれ。周囲の景観やその場所・街の歴史的背景と調和させる建築デザインで知られます。

 1989年以来、数多くの国際的なコンペや賞を獲得。彼が手掛けた建築物は世界中にあります。近年では大阪・梅田の「大阪富国生命ビル」、スペイン・マドリードの「アルガンズエラ歩道橋」、フランス南部の「アルビ・グランド劇場」を設計しました。
 
 
 
 
 

公式動画(フランス語) : ドミニク・ペロー、2015年高松宮殿下記念世界文化賞建築部門受賞

シルヴィ・ギエム

シルヴィー・ギレム - JPEG 1965年、パリ生まれ。世界最高のバレリーナの一人。

 より「観客本位」の考え方でダンスを追及し、独自の美的感覚に基づいたスタイルを発展させました。

 体操選手からパリ・オペラ座のエトワールに上り詰めたギエムは、現在、コンテンポラリー・ダンスに専心し、モーリス・ベジャール、ラッセル・マリファント、マッツ・エックらの著名振付家と共演しています。

 そのレパートリーには代名詞となった『白鳥の湖』、『ドン・キホーテ』、『ジゼル』など、クラシック作品も含まれます。
 

公式動画(英語) : シルヴィ・ギエム、2015年高松宮殿下記念世界文化賞演劇・映像部門受賞

最終更新日 05/11/2015

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