クリエイティブ・フランス開幕「創造性:フランス人の神髄」 [fr]

フランス:創造と革新が育まれる場所

 フランス人の創意工夫は創造と革新に根差しています。数世紀にわたり、フランスの思想家、作家、アーチスト、研究者、科学者は、人間性の発展と向上に取り組み、世界が進歩し、自由な社会が実現し、新しい考え方や未来の理想を世の中に広めるのに貢献してきました。劇作家のモリエールや画家のマティス、世界初の蒸気自動車を生み出したニコラ=ジョゼフ・キュニョーやエイズウィルスを発見したリュック・モンタニエなど、フランス人による数々の偉業が世界的に広まっています。

 創造的才能という伝統のバトンは世代を超えて受け継がれ、今では国民性の一部となっています。フランスの多くの中小企業やスタートアップ企業は技術革新の最前線にいて、未来を形成する製品、サービス、ソリューションの開発に日々取り組んでいます。このような革新者がいる限り、フランスは革新を育む場所であり続け、こうした国の宝を世界に送り出し続けることでしょう。フランスは創造性における世界的リーダーであるという海外からの評価に偽りはありません。

 こうした素晴らしい評価は、私たちの誇りであると同時に、今日のクリエイターが能力を発揮し、未来のクリエイターが才能を開花させるのに最適な環境を生み出すための努力を一段と推し進めるモチベーションの源泉でもあります。

 私たちの目的は、フランス企業とその革新力を一人でも多くの人に知っていただくための、持続的で有効な場を確立することです。フランスの独自性を裏付けるもの、すなわち突出した創造性に加え、卓越さと努力というフランス人独特の真面目な気質を紹介していきます。

 これが結果的に、海外におけるフランス企業の成長につながり、フランスへの投資に対するアピールとなり、ビジネスを展開する場所としてのフランスのイメージが向上すると考えています。

才能と努力と真面目さが融合することでアイデアに命を吹き込む

 才能はあらゆる創作作業の土台にあるものですが、才能だけでは十分ではありません。国民6,500万人全員が夢想家や空想家であるわけではありません。フランスの研究者やクリエイターは日々、強い意志、努力、真面目さをもって、アイデアに命を吹き込むことに取り組んでいます。フランス人の創造性は革新的であると同時に、ビジネスにも直結しています。言い換えると、フランス人の創造性は抽象的な概念ではなく、価値を生み出し、雇用創出につながります。

 心臓外科医のアラン・カルパンティエ博士とラガルデール・グループは20年かけて、心室を備えた世界初の完全置換型人工心臓であるカルマ(CARMAT)を共同開発しました。

 自動車のライドシェア(相乗り)サービスのリーダーであるブラブラカーは、まさに革新的で既成概念を打ち砕くアイデアの産物ですが、会社を立ち上げるには現実的思考と、サービスを多くのユーザーに販売したいという欲求も必要でした。

 努力と粘り強さと言えば、今日使われている低コストで環境にやさしい公共照明システムを生み出した、若きエンジニアのサンドラ・レ氏もその代表的存在です。同氏はバクテリアや微生物が持つ生物発光の仕組みを活用した、電力を使わない街灯や店舗照明を設計・開発しました。2014年にグロウィーを設立し、同社のソリューションは間もなく市場に出回る予定です。

海外に広がる革新的なエコシステム

 創造性を促進するもう一つの方法は、クリエイターが才能を発揮できる最適な作業環境を用意することです。

 フランスにはこうした環境を整備するための条件がそろっています。ヨーロッパの中心に位置し、生活の質の高さは世界的に認められており、インフラが完備され、産業が発達し、一流のエンジニアを育てる世界的に有名な大学があります(卒業生の中には世界中の国際的な大企業で活躍している人もいます)。

 フランスの大きな魅力であるこれらの強みに加え、研究税額控除制度や公的投資銀行(BpiFrance)イノベーション基金といった、研究開発活動(R&D)を強力に支援することを目的とした法的枠組みも整っています。

 こうしたフランス独自の資産が融合し、あらゆる規模、業界、国籍の企業を引き付けるエコシステムが形成されているのです。例えば、ベルギーのソルベイは1873年にフランスで事業展開して以降長年にわたり、R&Dを中心に多くの投資を行ってきました。最近では、韓国のグローバル企業サムスンが、フランスのスタートアップ企業シグフォックスの接続オブジェクト製品の開発を長期的に支援するための投資計画を発表しています。

 フランスはフェイスブックの誘致にも成功し、間もなく同社の人工知能研究所がパリに開設されます。さらに、日本の大手化粧品メーカーの資生堂は海外展開の一環として、フランスをヨーロッパにおける中核拠点とすることを決めました。グーグル・カルチュラル・インスティチュートがフランスを拠点としていることは言うまでもありません。

クリエイティブ・フランスのインフォグラフィック

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最終更新日 09/10/2015

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