特別展 「坐 丹波(夏)-田中寛コレクション 蒐集の軌跡-」 [fr]

 丹波焼の魅力と歴史を探る「坐 丹波(夏)-田中寛コレクション 蒐集の軌跡-」展が9月6日(日)まで、兵庫陶芸美術館で開催中です。

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Photo : Xavier Martel

  兵庫陶芸美術館は2005年10月、日本六古窯の一つに数えられ、豊かな自然に囲まれた丹波焼の里に開館しました。現在、国内外の現代陶芸作品とともに、丹波焼をはじめ、出石焼、三田焼、東山焼、珉平焼などの兵庫県内の古陶磁が合わせて約2,000件収蔵されています。

 同美術館の基幹コレクションの一つが、全但バス株式会社(兵庫県養父市)元社長の田中寛氏(1904-1981)が収集した古陶磁コレクションです。丹波焼を中心とした兵庫県内産の古陶磁を熱心に収集していた田中氏は1966年、神戸市に兵庫県陶芸館を開設し、コレクションを広く一般公開していましたが、1981年に急逝。陶芸館は1995年1月17日の阪神・淡路大震災で甚大な損傷を受けて閉鎖され、所蔵品は兵庫県に寄贈されました。

 本展では「田中寛コレクション」の一部を紹介しながら、その収集の軌跡と、創始から江戸時代中期ごろまでの丹波焼の歴史をたどります。さらに新たな試みとして、スタイルの異なる日仏の写真家に撮影を依頼し、それぞれの感性と美意識で切り取った丹波焼の写真も紹介します。光と影を効果的に演出し、対象物を幻影的に浮かび上がらせる独特の手法で、数々の縄文土器などを撮影してきた小川忠博氏(1942年生 )と、自然光の下で独特のアングルとソフト・フォーカスを駆使し、絵画のようなタッチで撮影するフランス人写真家グザヴィエ・マルテル氏(1969年生 )の両氏によるユニークな切り口の写真を通じて、丹波焼の新たな魅力を発見します。

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展覧会名 兵庫陶芸美術館開館10周年記念特別展「坐 丹波(夏)-田中寛コレクション 蒐集の軌跡-」
会期 2015年6月6日(土)~9月6日(日)
開館時間 10時~19時(入館は閉館の30分前まで) ※ただし、7~8月の金曜日と土曜日は開館時間を21時まで延長
休館日 月曜日 ※ただし7月20日(月・祝)は開館、7月21日(火)は振替休館
会場 兵庫陶芸美術館(兵庫県篠山市今田町上立杭4)

最終更新日 29/07/2015

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