アンスティチュ・フランセ東京の上映設備がデジタル化 [fr]

 アンスティチュ・フランセ東京の上映設備が、フランス国立映画・動画センター(CNC)とフランス外務・国際開発省の支援を受けてデジタル化されました。新生エスパス・イマージュは、6月26日から29日まで都内で開催された第23回フランス映画祭に合せて、新設備の完成披露イベントを開催しました。

モーリタニアのアブデラマン・シサコ監督
モーリタニアのアブデラマン・シサコ監督
映画評論家の樋口泰人氏がモデレーターを務めたオリヴィエ・アサヤス監督のマスタークラス
映画評論家の樋口泰人氏がモデレーターを務めたオリヴィエ・アサヤス監督のマスタークラス
ユニフランス・フィルムズのイザベル・ジョルダーノ代表
ユニフランス・フィルムズのイザベル・ジョルダーノ代表

 1994年に完成したアンスティチュ・フランセ東京の多目的ホール「エスパス・イマージュ」は、東京の映画ファンにとって無くてはならないスペースとなりました。ジュリエット・ビノシュ、ファニー・アルダン、ジャン・レノ、最近ではジャン=ピエール・レオなど、フランス映画界のそうそうたる顔ぶれが、このホールで開催された映画特集や試写会、講演会に登場しました。

世界中のフランス文化ネットワークの17施設がデジタル化

 フランス外務・国際開発省とCNCが2014年末、アンスティチュ・フランセとユニフランス・フィルムズの支援を得て、世界中のフランス文化ネットワークの17施設をデジタル化する協定を締結、これに基づいてCNCとアンスティチュ・フランセ日本が予算を支出し、今般の新設備の導入が実現しました。

 日本ではアンスティチュ・フランセ東京でデジタル上映が可能となり、フランス映画の上映を促進するする上で、従来よりもさらに効果的に、日本の映画配給会社をサポートすることができます。

デジタル映写設備を導入した新生エスパス・イマージュ

 エスパス・イマージュの新設備の完成披露イベントが6月27日と29日、ユニフランス・フィルムズのイザベル・ジョルダーノ代表とジル・ルヌアール副代表が出席して行われました。

 記念企画として、モーリタニアのアブデラマン・シサコ監督と、フランスのオリヴィエ・アサヤス監督の作品上映会とマスタークラスが開催されました。

 シサコ監督のマスタークラスは6月27日、アンスティチュ・フランセ東京で同監督の『バマコ』上映後に行われました。

 朝日新聞記者の深津純子氏がモデレーターを務めた討論では、シサコ監督の最近の作品である『バマコ』と『ティンブクトゥ』に加えて、アフリカにおける映画の製作と配給の問題が取り上げられました。

 アブデラマン・シサコ監督のマスタークラスの様子は、7月3日のNHK「国際報道2015」でも放映されました。

 思春期をめぐる日仏の映画を特集した「彼らの時代のすべての少年、少女たち」の最後を飾って、オリヴィエ・アサヤス監督の『冷たい水』が6月29日に上映されました。上映後、映画評論家の樋口泰人氏がモデレーターを務めてマスタークラスが行われました。

 アンスティチュ・フランセ日本では7月より、配給会社のマーメイドフィルムと協力して、フランスの新世代の女性監督の特集と、ドイツのライナー・ヴェルナー・ファスビンダー監督の特集を開催する予定です。

最終更新日 09/07/2015

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