フランスのイゼール県で発生したテロ事件 [fr]

フランス大統領府声明(2015年6月27日)

 フランソワ・オランド大統領は2015年6月26日(金曜日)にイゼール県(フランス南東部)で発生したテロ事件を受けて、6月30日(火曜日)に元老院・国民議会両議長、両議院内の法律、国防、外務各委員会の代表者、元老院と国民議会の院内各派の会長を集めて会合を開くことを決定しました。

オランド大統領がイゼール県で発生したテロ事件を受けて記者会見(2015年6月26日)

 ヨーロッパ理事会でブリュッセルを訪問中のフランソワ・オランド大統領は、イゼール県で発生したテロ事件を受けて記者会見を行いました。

発言の全文

 皆さま、

 イゼール県サン=カンタン=ファラヴィエで今朝10時前に発生したテロ事件の一報を受けて、始まっていたヨーロッパ理事会の会合を中座しました。このテロ事件は、1人が運転する車両が恐らくもう1人を伴って、ガスボンベがあるセヴェソ指定施設に全速力で突入するというものでした。爆発を引き起こすことを意図していたことは疑いありません。

 頭部が切断された遺体と文言が書かれているのが発見された以上、襲撃はテロの性格を帯びています。私がお話している現時点では、死者1人、負傷者2人が出ているもようです。内務大臣が検事と現場に急行しました。このテロ事件を実行した容疑者が逮捕され、身元が特定されました。同地方には憲兵隊が大規模に展開されました。セヴェソ指定施設は防護態勢が一層強化されたほか、さらなる悲劇を回避し、あらゆる行動を未然に防止するため、すべての措置が講じられています。

 私の会見に続いて、内務大臣が会見で有益な情報を提供します。有益な情報に限ります。というのも、反テロリスト検事局に一任された捜査が進行中だからです。現時点では、何よりもまず犠牲者の方に連帯の意を表明しなければなりません。この連帯は今朝ヨーロッパ理事会で、私に対しても表明されました。だれもが我々の国で、我々の国だけではありませんが、発生したことを知っています。

 衝撃はありますが、衝撃が唯一の答えにはなり得ません。行動、再発防止、抑止、すなわち価値を掲げる必要性、恐怖に決して屈しない必要性、いかなる状況にも対応できる必要性、無益な分裂や看過できない不信感を生まない必要性、フランス国民が我々に期待する仕事を遂行する必要性があります。それは国民を守ると同時に、真実を明らかにし、このような行為の責任を負うグループまたは個人を根絶することです。

 私はこの会見後にヨーロッパ理事会を早退します。会合の出席者にはその旨を伝えました。本日(27日)午後15時30分にエリゼ宮で関係閣僚会議を開きます。その時点で他の要素、すべての情報が得られるでしょうし、必要であれば追加措置を講じます。

 先ほど申し上げたとおり、容疑者は逮捕され、身分も特定されました。捜査が進行中であり、これらの捜査を担当する当局者に情報の提供は任せますが、業務の効率性を確保する上で守秘すべき部分があることはご理解いただけることと思います。あらかじめご承知おきください。

最終更新日 07/07/2015

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