第6回ペータースベルク気候対話が閉幕 [fr]

 国連気候変動パリ会議(COP21)まで200日を切るなか、フランソワ・オランド大統領は5月19日、ドイツのアンゲラ・メルケル首相の招待を受けてベルリンを訪れ、ペータースベルク気候対話(2015年5月17-19日)の閉幕式で共同議長を務めました。

2015年5月19日

 この枠組みにCOP議長国の国家元首が参加するのは初めてです。今般の非公式会合には幅広い交渉グループを代表する約40カ国(特にBRICS諸国)の閣僚が出席しました。

 第6回ペータースベルク気候対話は、3月にリマで行われた会合、4月にワシントンで行われたエネルギーと気候に関する主要経済国フォーラム、5月初めにパリで行われた野心的な合意に関する非公式会合に続いて、今年に入り気候変動会議の準備として行われた閣僚協議の第4段階に当たります。

 オランド大統領はこの機会に、パリ気候変動会議を成功に導くため、ドイツとフランスの緊密な協力を強調しました。

 第6回ペータースベルク気候対話は、6月1日にボンで再開される公式交渉、6月7日と8日にドイツのエルマウで開催されるG7サミットに先立って行われた最後の非公式会合です。サミットで議長を務めるアンゲラ・メルケル首相は、12月のパリ気候変動会議のために総力結集の重要性を改めて表明する見込みです。

 ペータースベルク気候対話の今回の会合では、以下の重要な政治課題が議題として取り上げられました。

  • 次期合意における適応と排出量削減のバランス
  • 各国の貢献の範囲(現在36カ国が提出)
  • 資金調達(緑の気候基金)
  • 解決アジェンダ(イノベーション、技術など)

 オランド大統領は、差異化された開発・責任レベルを考慮した公正な努力分配とともに、全締約国196カ国の合意による法的拘束力を持つ約束が盛り込まれた普遍的な次期合意の必要性を強調しました。オランド大統領の目標は、経済の脱炭素化が必要であるのみならず、何よりも発展要因であるという考えで結びついた、いわゆるパリ気候同盟に達することです。

第6回ペータースベルク気候対話
第6回ペータースベルク気候対話
Présidence de la République - L. Blevennec
第6回ペータースベルク気候対話
第6回ペータースベルク気候対話
Présidence de la République - L. Blevennec
第6回ペータースベルク気候対話
第6回ペータースベルク気候対話
Présidence de la République - L. Blevennec
第6回ペータースベルク気候対話
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Présidence de la République - L. Blevennec
第6回ペータースベルク気候対話
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Présidence de la République - L. Blevennec
第6回ペータースベルク気候対話
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Présidence de la République - L. Blevennec

 オランド大統領とメルケル首相はドイツ首相府に移動し、ワーキングランチを行いました。経済通貨同盟のビジョンについてより幅広く意見交換したほか、ヨーロッパの時局問題(ギリシャ、イギリス、6月のヨーロッパ理事会)に立ち戻る機会にもなりました。

 オランド大統領の日程は2014年11月の南太平洋諸国との会合、2015年2月の南太平洋諸国とのマニラ・アピール、先週のフォール=ド=フランス・アピールの後、今夏までCOP21の準備にかかわる会議やイベントが続きます。

  • 5月20日 : 気候のための企業サミット-ユネスコ(企業1,000社以上が出席)
  • 5月21日 : COP21準備として資金調達に関するワーキングランチ(パリ)
  • 6月4日と5日 : 地中海気候会議「MED COP21」(マルセイユ)
  • 6月7日と8日 : G7首脳会議(ドイツのエルマウ)
  • 6月27日 : パリCOP21のプレキャンペーン
  • 7月1日と2日 : 気候変動に関する世界自治体サミット(リヨン)

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最終更新日 22/05/2015

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