日仏セミナー「サイバーセキュリティ」開催報告 [fr]

 日仏セミナー「サイバーセキュリティ」が4月1日から3日までの3日間、この分野における日仏政治対話の一環として、フランス大使館科学技術部、情報通信研究機構(NICT)、慶應義塾大学、フランスの国立情報学研究所(Inria)、国立科学研究センター(CNRS)の共催で開催されました。

G-Sec Lab à l'Université de Keio
Participants du 1er jour de séminaire à l'Université de Keio
Visite de la délégation française au NICT
Participants au séminaire à l'Ambassade de France
Le professeur Sakauchi (président du NICT) et l'Ambassadeur Thierry Dana
Le professeur Jun Murai (vice-président de l'Université de Keio) et l'Ambassadeur Thierry Dana
Dr Koji Nakao (NICT-KDDI)
Le comité de pilotage scientifique
Dr Claude Kirchner (Inria)

 サイバーセキュリティは今日、プライバシーの尊重、競争力、国家主権にかかわる重要課題であり、サイバー攻撃は複雑かつ巧妙になっています。サイバースペースに関連するリスクは本質的にグローバルな問題なので、リスクを理解し、制御するには国際協力が重要です。日本とフランスはこの分野を共通の関心事項に特定し、このテーマに関する取り組みを集結させるため、2国間政治対話をスタートさせました。第1回対話が2014年12月にパリで開催されました。

 フランス大使館科学技術部はこの対話を科学技術の側面で補完するため、日本の情報通信技術分野の研究所である情報通信研究機構、慶應義塾大学、フランスの情報科学研究機関である国立情報学研究所、国立科学研究センターと共同で3日間のセミナーを開催しました。

 会期中、情報通信研究機構への訪問(4月1日午後)と2日半のセミナー(4月1日午前に慶應義塾大学で、2日と3日にフランス大使館で)が行われました。約40の発表が行われ、両国の国家戦略やサイバーセキュリティ関連研究の重要なテーマ―ネットワークセキュリティ、ソフト・システムセキュリティ、クラウドセキュリティ、モノのインターネット、サイバー攻撃対策、暗号化、形式手法と検証、プライバシー情報の保護― が紹介されました。20人を超えるフランス代表団をはじめ、日仏の公的研究所・大学の研究者、企業の代表者、政府関係者など120人以上が参加しました。

 セミナーの最後に、優先事項に特定された9つのテーマで協力を進めるため、9つのワーキンググループが結成されました。各グループは日仏2人のリーダーによって運営されます。グループ間の調整と協力支援の資金計画を決定する政策委員会も設立されました。この推進力を持続するため、始動プロジェクトの報告を行うイベントを年内に開催する予定です。

 お問い合わせは下記メールアドレスまで。

  • info.SST[at]ambafrance-jp.org
    ※ 送信前にアドレス内の[at]を@に置き換えてください。

最終更新日 23/02/2016

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