ITER計画・幅広いアプローチ活動における日仏協力 [fr]

 日本原子力研究開発機構(JAEA)は4月20日、核融合実験装置JT-60SA用にヨーロッパで製作された主要機器の搬入を記念して、ヨーロッパ側の実施機関Fusion for Energy(F4E)との協力の下で式典を開催しました。この式典にフランス大使館の代表者が出席しました。

 JT-60SAは、核融合(太陽と同じ原理)によるエネルギー生産の研究を進展させる「トカマク」装置です。フランス南部エクス=アン=プロヴァンス近隣のカダラシュで進められる国際熱核融合実験炉(ITER)計画にとって有益な成果を得ることが期待されます。

 フランス原子力・代替エネルギー庁(CEA)はJT-60SA計画の重要なパートナーで、特にエア・リキード社の極低温設備(ヘリウム冷凍装置)をはじめ、フランス企業による主要機器の搬入を支援してきました。青森県六ヶ所村に設置される国際核融合エネルギー研究センター(IFERC)、同センター内の核融合計算機シミュレーションセンター、国際核融合材料照射施設の工学実証・工学設計活動(IFMIF/EVEDA)関連施設も、「ITER計画・幅広いアプローチ活動」と呼ばれる日欧パートナーシップに寄与します。

 記念式典は4月20日、茨城県那珂市のJAEA那珂核融合研究所で、藤井基之文部科学副大臣をはじめ、日仏の大勢の来賓が出席して行われました。フランス大使館のポール=ベルトラン・バレッツ公使は式典であいさつし、優秀なフランスの技術と卓越した日仏協力を強調するとともに、核融合が二酸化炭素を排出しないエネルギーの生産に貢献する日が来ることを祈念しました。

最終更新日 27/04/2015

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