医師のクロディーヌ・ブリア氏が国家功労勲章を受章 [fr]

 フランス大使館指定医のクロディーヌ・ブリア氏が4月21日、フランス大使公邸で行われた叙勲式で、ティエリー・ダナ駐日フランス大使により国家功労勲章シュヴァリエに叙されました。

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フランス大使館指定医のクロディーヌ・ブリア氏
© 在日フランス大使館

 ブリア氏はフランス南部マルセイユのティモーヌ大学で医学を学び、コンセプシオン病院とティモーヌ病院で実習を積みました。最終年に産婦人科専門医の資格を取得しました。東京在住の将来の夫と出会い、来日。婦人科医で友人の溝田医師の下で働き、外国の医師として日本の医療を初めて知り、学ぶ貴重な機会に恵まれました。

 今のようにインターネットのない時代に、当時の駐日フランス領事の後押しもあって、在日フランス人社会のために活動していた友人とともに都内の有名病院の調査に乗り出し、医療情報や救急医療を必要とするフランス人向けにガイドブックを作成しました。調査中に出会ったフランス大使館指定医の清野医師から提案を受けて、清野診療室で診療を始めることになりました。

 日本の救急医療については、在日フランス人協会と協力して、来日したばかりのフランス人を対象に歓迎会を開催し、救急車の呼び方をはじめ、自分の名前を日本語でどのように伝えるか、地域の総合病院を知っておく必要性などについて説明しました。保健に関する講演会にも他の外国人パネリストとともに参加しました。

 1992年より愛育病院で診療できるようになり、妊婦の状態で来日したフランス人女性にとって、外国生活にも外国の医療制度にも不慣れな中で心強い存在となりました。1989年のフランソワ・ミッテラン大統領、1999年のリオネル・ジョスパン、2000年のジャック・シラク大統領など、フランス政府要人の公式来日の際にも医療態勢の準備に携わりました。

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クロディーヌ・ブリア氏とティエリー・ダナ駐日フランス大使
© 在日フランス大使館

 医療関係の通信社の通信員にもなり、日本の医療に関する記事を発信しました。さらにエールフランス航空の指定医になったほか、入院や衛生上の理由による本国送還に関する保険会社の相談役も務めました。1996年に念願の日本医師免許を取得し、3つの診療所で働くようになりました。

 1999年の第1回会合以来、フランス大使館の安全委員会に熱心に参加。2005年にフランス大使館指定医になりました。2003年の重症急性呼吸器症候群(SARS)の時と同様に、フランス大使館領事部が在日フランス人社会を対象に新型インフルエンザワクチン接種を提供した際にも協力を惜しみませんでした。

 2005年11月にパリで開催された感染症予防対策に関する会議に、世界中のフランス大使館指定医とともに出席しました。2006年5月にはフランス大使館によるインフルエンザ感染予防対策計画の実施に協力、同計画は現在も有効です。

最終更新日 30/12/2015

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