高畑勲監督が芸術文化勲章を受章 [fr]

 アニメーション映画監督の高畑勲氏が4月7日、フランス大使公邸で行われた叙勲式で、ティエリー・ダナ駐日フランス大使により芸術文化勲章オフィシエに叙されました。

高畑勲監督とティエリー・ダナ駐日フランス大使
高畑勲監督とティエリー・ダナ駐日フランス大使
在日フランス大使館
高畑勲監督
高畑勲監督
在日フランス大使館
高畑勲監督とティエリー・ダナ駐日フランス大使
高畑勲監督とティエリー・ダナ駐日フランス大使
在日フランス大使館
報道陣の取材に応じる高畑勲監督
報道陣の取材に応じる高畑勲監督
在日フランス大使館

 高畑氏は1935年生まれ、岡山県で幼少を過ごしました。

 1954年に東京大学に入学し、フランス文学を専攻しました。そこで詩人ジャック・プレヴェールの作品と出会い、決定的な影響を受けました。

 東京で上映されたポール・グリモーとジャック・プレヴェールの傑作アニメ映画『やぶにらみの暴君』(『王と鳥』の前身)が、高畑氏をアニメ業界へと導きました。東映動画などのアニメ制作会社でキャリアを積み、1985年に宮崎駿監督らと有名なスタジオジブリを設立しました。

 高畑監督は作品を通じて、1960年代から今日に至るまで、アニメ映画の発展に寄与し、フランスでも常に高い評価を得てきました。

 大規模な展覧会「アニメーション映画の世界と魅力」が2008年、フランス西部のフォントヴロー修道院で開催され、ポール・グリモーから宮崎駿、高畑勲に続く芸術的系譜が明らかにされました。

 高畑監督の日本の絵巻物に関する著書から想を得た展覧会が2011年、フランス北西部のバイユー・タペストリー美術館で開催されました。

 2014年のアヌシー国際アニメーション映画祭で、同監督の作品全体に対して名誉クリスタル賞が授与されました。

 さらに高畑氏はミッシェル・オスロ監督の全作品やシルヴァン・ショメ監督の傑作アニメ『ベルヴィル・ランデブー』など、フランスのアニメ映画の日本公開を積極的に後押ししています。

報道記事(外部リンク)

最終更新日 30/12/2015

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