フランスの国際観光統計に関するローラン・ファビウス外務・国際開発大臣の声明 [fr]

パリ、2015年4月7日

 フランス企業総局がフランス銀行と連携して、外国人訪問者を対象としたフランスの国際観光に関する年次調査(EVE)を実施、フランスが2014年も世界一の観光目的地だったことが確認されました。訪問者数は8,370万人で、対前年比0.1%増と微増しました。

 遠方からの観光客が大幅に伸びた一方(対前年比8.7%増)、円熟期のヨーロッパ市場は前年をわずかに下回りました(同比1.7%減)。アジア市場は16%を超える顕著な伸びを記録し、とりわけ中国人観光客に対するビザ発給を加速する措置(「ビザ発給48時間以内」)の有効性が実証されました。この措置は2014年に決定、実施されました(中国人観光客に発給された同年のビザ件数は対前年比61%増)。

 2014年の延べ宿泊数が前年に比べて2%増加したこともプラス点です。平均滞在期間が伸び続けていることから、観光収入も増加しているとみられます。

 「EVE」調査では延べ宿泊数の集計に際し、従来型の商業的な宿泊施設に関するデータと、非従来型(民宿、急速に伸びる個人間の住居レンタル)や非商業的(友人宅、家族宅、別荘)な宿泊施設に関するデータを合算しています。フランス国立統計経済研究所(INSEE)が2月末に発表した最初の数字は微減を示していましたが、従来型の商業的宿泊施設(ホテル、キャンプ場、ヴァカンス村など)の宿泊数のみしか計算されていませんでした。「EVE」調査の対象範囲は、観光部門で増加しつつある新傾向も含まれます。

 2015年初めの数字も明るい見通しを示しています。観光ビザ申請件数が大幅に増加し、特にインドと中国は申請件数が年初2カ月でそれぞれ38%、65%増加しています。

 これらのポジティブな結果は、私が昨年6月19日に観光会議の閉会式で発表した諸措置の実行に向けて、外務・国際開発省が2014年に関係省庁と連携して行った大きな努力を続行するよう促すものです。

  • 観光客のために手続きを簡略化。一部の外国の観光客に対するビザ発給を加速、ビザ申請のために商業的宿泊施設に事前予約する発給要件を撤廃
  • フランス到着時の観光客に対する情報提供と受け入れの改善。中国人観光客向けショートメッセージサービス、パリ空港内の無料Wi-Fi環境、定額タクシーとパリ市内・空港間専用道路を近く設置、特定区域の商業施設が近く日曜・夜間も営業、観光地の安全強化
  • フランスの領土をより有効に活用するため、観光目的地の認知度を向上
  • 今年3月末に公布された観光業における簡素化に関するオルドナンス(政令)、4月に新たな法的措置を追加

 これらの努力はこの先数カ月、国際競争を勘案し、拡大中の観光市場を取り込むために強化されます。私が議長を務める観光振興評議会の作業によって、とりわけ受け入れ、ホテル業への投資、デジタル技術、海外領土の各分野における改善の道筋が明らかになるでしょう。クルーズ観光に関するフランスのオファーを強化する提案もなされる予定です。さらにサッカーのヨーロッパ選手権「ユーロ2016」をはじめ、我が国で開催される大規模スポーツ・文化イベントの準備に特に注意が払われます。

最終更新日 09/04/2015

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