クレディ・アグリコル銀行の堀場邦宏氏が国家功労勲章シュヴァリエを受章 [fr]
クレディ・アグリコル銀行東京支店マネージング・ディレクターの堀場邦宏氏は、2月18日にフランス大使公邸で行われた叙勲式で、ティエリー・ダナ駐日フランス大使より国家功労勲章シュヴァリエを伝達されました。
アメリカのオレゴン大学経営大学院でMBAを取得後、1981年にクレディ・リヨネ銀行に入行。2004年にクレディ・リヨネとクレディ・アグリコル・インドスエズの合併・統合に伴い、クレディ・アグリコル銀行東京支店マネージング・ディレクターに就任。現在はストラクチャード・ファイナンス本部長として、さまざまなプロダクトラインを管理しています。業務内容は航空機ファイナンス、不動産ファイナンス、特にエネルギー関連をはじめとするプロジェクトファイナンス、エクスポートファイナンス、テレコムファイナンス、エージェンシー&ミドルオフィスなど多岐にわたります。
堀場氏は1988年以来、日本型レバレッジドリース、後の日本型オペレーティングリースの組成で、航空機ファイナンスのエキスパートとして手腕を発揮してきました。最初の契約(インディアン航空にエアバスA320を2機)以来、エールフランス航空をはじめとするさまざまな航空会社を対象にエアバス約150機の導入に貢献、クレディ・アグリコル銀行をこの部門の重要なアクターに押し上げるとともに、ヨーロッパの航空機産業を支えました。
ほかにも数多くの分野に貴重な貢献をもたらし、それによってクレディ・リヨネ銀行に続いてクレディ・アグリコル銀行も競争の激しい各市場部門で地位を築くに至りました。上野のソフィテル東京(2000年)をはじめ、モンブラン銀座、デビアス銀座、プラダブティック青山店などの成功例が示すように、クレディ・アグリコル銀行は日本で現在も不動産ファイナンスを手がける数少ない外資系銀行の一つです。
堀場氏はキャリアを通じてフランスの産業プロジェクトを支えてきました。クレディ・リヨネ銀行時代から、ローヌ・プーランやペシネ、クリスチャン・ディオール、サロモン、ゲラン、ペリエなど、多数のフランス企業の日本での活動を後押ししました。その後もエネルギーおよびインフラ産業部門では、トタルやフランスガス会社のためにファイナンスの組成に寄与しました。