フランス人のアラン・フィッシャー博士が2015年日本国際賞を受賞 [fr]

 コレージュ・ド・フランス教授のアラン・フィッシャー博士が、2015年日本国際賞「医学・薬学」分野の受賞者に選ばれました。

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 コレージュ・ド・フランス教授で、ネッケル小児病院イマジン遺伝性疾患研究所所長のアラン・フィッシャー博士は、遺伝子治療の研究とその臨床応用が認められて、1970年代からこの分野の先駆的存在だったセオドア・フリードマン博士(アメリカ)とともに、2015年Japan Prize(日本国際賞)「医学・薬学」分野の受賞者に選ばれました。両博士には国際科学技術財団から賞状と賞碑、賞金5,000万円が贈られます。

 日本国際賞は科学技術の進歩に顕著な貢献をした科学者・研究者を、国籍を問わず、顕彰するものです。授賞対象分野は毎年、科学技術の動向を勘案して、「物理、化学、工学」領域と「生命、農学、医学」領域でそれぞれ決められます。

 アラン・フィッシャー博士は今年「生命、農学、医学」領域で選ばれた「医学・薬学」分野で、すでに高い知名度を得ていました。世界で初めて遺伝子治療を臨床応用し、その効果を実証したからです。特に1999年、生まれながらに免疫不全症を患っていた子どもに、ウイルス因子によって遺伝子を組み換えた造血幹細胞を移植することで、機能的リンパ球を持続的に生成させることに成功しました。

 日本国際賞が1985年に創設されて以来、フィッシャー博士はフランス人として5人目の受賞者です。過去4人の受賞者のうちリュック・モンタニエ博士(1988年)とアルベール・フェール博士(2007年)は、後にノーベル賞を受賞しています。

 授賞式は4月23日(木)に東京で、天皇皇后両陛下ご臨席の下で開催されます。

最終更新日 23/02/2016

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