協調ロボットのH2020 COMANOIDプロジェクト始動 [fr]

 AIST-CNRSロボット工学連携研究体、エアバスグループ、在日フランス大使館が共催した協調ロボットセミナーを機に生まれた「H2020 COMANOID」プロジェクトが、ヨーロッパ委員会のホライズン2020プログラムの一環として採択されました。これによって航空機組立工程で使われるマルチコ ンタクトムーブメント技術を搭載したヒューマノイドロボットの開発が始まりました。

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 COMANOIDプロジェクトは425万ユーロ(約62億円)の予算を得て、フランス国立センター、フランス国立情報学自動制御研究所、ドイツ宇宙航空センター、ローマ・ラ・サピエンツァ大学、エアバスグループの間で行われます。このプロジェクトは 2014年2月26日に在日フランス大使館科学技術部、AIST-CNRSロボット工学連携研究体、エアバスグループが共催した「協調ロボットセ ミナー」の直後に立ち上げられ、ヨーロッパ委員会による採択を受けて、ホライズン2020プログラムに加わることになりました。

 プロジェクトはエアバス社の航空機組立工程で、人の手では辛く困難な作業や、車輪付きやレール上を移動するロボットではアクセスが限られる場所で作業する新たなロボットの開発をめざしています。エアバスグループで実際の作業を列挙し、その制約に応えながら作業できるヒューマノイドタイプのロボットが提案されています。現在の開発状況では、マルチコンタクトプランニング&コントロールは、従来の多足歩行のロボットに搭載されるマニピュレータより適切であると提案されています。

 プロジェクトは最先端の研究とイノベーションを利用し、実社会で役立つヒューマノイドロボットを活用することに焦点を絞っています。最大の挑戦は、マルチコンタクトプランニング&コントロールやヴィジュアル&ハプティックサーボ(視覚や触覚によるロボット制御)、RGB-D(赤緑青の色 情報+奥行き)による認識と位置測定などの最先端の科学技術を、人間・ロボット間の安全や、航空機の組立ラインに使うコボティックス(人間と相互に作用できるロボット)に統合することです。

最終更新日 23/02/2016

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