日仏ワークショップ「ビッグデ-タ」開催報告 [fr]

 日仏ワークショップ「ビッグデ-タ」が11月18日と19日、在日フランス大使館で開催されました。

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日仏ワークショップ「ビッグデ-タ」
写真クレジット : 在日フランス大使館

 「21世紀のブラック・ゴールド」

 「ビッグデ-タ」は新たなデジタル革命として認められ、しばしば「21世紀のブラック・ゴールド(石油)」と称されます。しかしながらこのブラック・ゴールドを精製し、その莫大な経済的潜在力を利活用するには、データを選別、分析、解釈するための革新的な新技術を開発することが極めて重要です。さらに個人デ-タ保護に関連する問題など、ビッグテータに起因する社会問題に配慮する必要もあります。

 日仏協力の活性化

 フランス大使館科学技術部は、両国の優先課題でありながら数年前から停滞していたこの分野の日仏協力を強化するため、日本の国立情報学研究所(NII)と共催で、さらに日本の情報通信研究機構(NICT)、フランスの国立情報学自動制御研究所(INRIA) 、国立科学研究センター(CNRS)の協力を得て、日仏ワークショップ「ビッグデータ」を開催しました。11月18日と19日の2日間にわたるワークショップには、官民の研究・イノベーション関係者約100人が出席しました。

 日仏チームの「サクセス・ストーリー」

 このワークショップでは、ライフサイエンス、スマートシティと交通、生物多様性、農業、ビジネスインテリジェンスなど、さまざまな応用分野におけるビッグデータの活用法や関連技術に関する約40の発表が行われたほか、データ保護ならびに日仏協力をテーマとする2つの討論会が行われました。後者に関する討論会では、過去と現在の協力に関する経験を改めて見直し、日仏チームの補完性と収れん性による文字通りの「サクセス・ストーリー」として紹介されました。

 将来に関しては、新たな協力の展望に加えて、さまざまな関係者にとってこの優先分野に資金投入する絶好の機会である点が強調されました。最後に日仏情報学連携研究拠点(JFLI)が、協力強化の鍵となる組織として紹介されました。

最終更新日 23/02/2016

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