シャンパーニュ地方のワイン

Les vins de Champagne

ヴーヴ・クリコのシャンパン製造作業
ヴーヴ・クリコのシャンパン製造作業
AFP
モングー村のブドウ収穫風景、2010年
モングー村のブドウ収穫風景、2010年
AFP
マルヌ県のシャンパン街道
マルヌ県のシャンパン街道
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 シャンパーニュ……。格調高い名前であり、非凡な運命をたどる地方の名前であり、祝い事や特別な機会に欠かせない、目と舌を喜ばせる高貴なワインの名前でもあります。

 まねできないスタイル、世界中を魅了したワイン。シャンパンの独創性は「原酒の調合」にあります。ルイナール、モエ、ヴーヴ・クリコ、ジャクソン、エドシックなど、各メーカーが複数のブドウ品種から作られた製造年の異なるワインをブレンドしながら、独自の配合酒を入念に作り上げます。

 赤系ブドウのピノ・ノワールはボディと力強さ、ピノ・ムニエは果実味としなやかさ、白系ブドウのシャルドネは芳醇さと気品をもたします。この豊かで繊細な調合の妙は、「シャンプノワーズ(シャンパーニュ地方の)」と称される有名な発酵法で生まれるきめ細かな泡によって崇高さを増します。

 醸造の最後にリキュールがワインに加えられます。典型的な甘味のあるリキュールで、甘味の濃淡でブリュ(超辛口)やドミセック(中辛)になります。白系ブドウ品種の白ワイン(シャルドネ)のようなブリュは、食前酒として魚介類の前菜と楽しみます。ドミセックはむしろ食後に味わいます。

 より味わい豊かなヴィンテージ・シャンパンは、食間酒として食事のお供になります。滑らかで甘美なロゼはスパイスの利いた料理とよく合い、黒系ブドウ品種の力強い白ワイン(ピノ・ノワールのみ)はジビエ料理との相性が抜群です。いずれもよく冷やしてから、香りを引き立てるために理想的なフルート型グラスに注ぎます。

最終更新日 15/10/2015

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