日仏シンポジウム「先進的コンパクト自由電子レーザー」 [fr]

 日仏シンポジウム「先進的コンパクト自由電子レーザー」が11月4日(火)と5日(水)、東京・恵比寿の日仏会館で開催されます。

 1960年のレーザー発見や1977年の最初の自由電子レーザー(FEL)実現以降、線形加速器に搭載されたいわゆる第4世代の光源は、X線領域に調整可能なフェムト秒レベルの高強度でコヒーレンスの高い光を供給し、多岐にわたる分野の物質研究に貢献することができます。高強度で波長が極めて短いX線レーザー光は超微細な物質の観察や化学反応のリアルタイム撮影を可能とします。

 日本では先進技術を駆使して開発された世界一コンパクトなX線自由電子レーザー施設SACLA(SPring-8 Angstrom Compact free-electron Laser)が2012年3月より稼動しており、X線領域の0.6オーグストロームまでの短波長高輝度光を研究に提供しています。フランスではLUNEX5(free-electron Laser Using a New Accelerator for the Exploitation of X-ray radiation of 5th generation)計画が進行中で、先進的な自由電子レーザー実証施設(4-40nm、20fs)開発とパイロット利用実験を目指しています。これはコンパクトな設計の中に柔軟な特性を持つ施設です。

 2013年6月のオランド大統領訪日の際に行われた理研ならびに高輝度光科学研究センターとフランスのシンクロトロン実験施設ソレイユとの協定書調印を受けて、ソレイユと理研の放射光科学総合研究センターは「先進的コンパクト自由電子レーザー」をテーマに、東京の日仏会館で日仏シンポジウムを在日フランス大使館と共同で開催します。この日仏シンポジウムには、加速器、FEL、レーザーの専門家やX線のユーザーが一堂に会し、自由電子レーザーの新しいコンセプトやレーザー・プラズマ加速の利用、そして先進的シーディングスキームについて話し合を行い、利用の将来像を描きます。このシンポジウムは、科学界と産業界の相互利益やパートナーシップを強化することにもつながるでしょう。

日仏シンポジウム「先進的コンパクト自由電子レーザー」
会期 11月4日(火)、5日(水)
会場 日仏会館1階ホール
使用言語 英語
※ 招待者のみ入場可能

最終更新日 23/02/2016

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