ソーラー・デカスロン2014が今夏フランスで開催 [fr]

 持続可能な住宅の世界的コンペティショが6月28日(土)から7月14日(月)、フランスのヴェルサイユで開催されます。

 2002年にアメリカのエネルギー省が創設したこの国際大学間コンペティションは、大学やグランゼコル等の高等教育機関が参加し、太陽をエネルギー源とする実物大で機能的な住宅を設計・建設して競うものです。

 現代社会は数多くの難しい課題を抱えていますが、その一つに人口の増大に直面し、人間が環境に及ぼす影響の削減があります。こうした状況の中で、この催しは持続可能な建設について若い世代が考案した新しい方法を前面から取り上げることを提案しています。関連部門の専門家や行政にとって、毎年この分野におけるイノベーションが見られるショーウインドウとなっています。

 この催しの目的は建築と太陽エネルギー分野における教育と研究を推進することです。
ソーラー・デカスロンがフランスで開催されるのは今回が初めてで、会期は6月28日から7月14日まで、世界16カ国から20チームが参加し、ヴェルサイユ宮殿大庭園内の約10ヘクタールの会場に住宅を建設、展示します。歴史的に地域開発と工学のイノベションの地であったアンドレ・ル・ノートル設計の庭園が、開催期間中その機能を取り戻します。

 参加チームの評価は、デカスロン(10種競技)という名の通り、エネルギー効率、持続可能性、快適性、革新性など10項目の審査によって評価されます。また今年は、エネルギー転換の中核となる都市密度や集合住宅、移動手段、価格など6つの要素が重視されます。

 日本からは一次選考を通った千葉大学のチームが出場します。2回目の出場となる同チームの建設する住宅「Renai House(ルネハウス)」は、適応性と高度エネルギー管理、再生可能エネルギー利用、地域の資材利用、パッシブエネルギー利用の5つを目的としています。

最終更新日 23/02/2016

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