クロワッサン

Le croissant

オーブンの底段で焼くことで、カリッとした香ばしい焼き色がつきます
オーブンの底段で焼くことで、カリッとした香ばしい焼き色がつきます
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折りパイ生地に近い生地を三角形にカットし、くるくると巻いて三日月形に
折りパイ生地に近い生地を三角形にカットし、くるくると巻いて三日月形に
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伝統的な「フランス式」朝食、クロワッサンと淹れたてのコーヒー
伝統的な「フランス式」朝食、クロワッサンと淹れたてのコーヒー
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 ヴィエノワズリー(菓子パン)のトップスターで、サクッとした食感がたまらないフランスでも大人気のパンです。

 まさにフランス名物のクロワッサンは、「フランス式」朝食に欠かせないパンとして広く知られています。申し分ない焼き色、口の中で溶けるような生地、豊かなバターの風味……。おいしいコーヒーと一緒にいただきます!

 その起源をさかのぼると、17世紀のオーストリア、ウィーンにたどり着きます。オスマン帝国軍が侵攻してきたとき、ウィーン中のパン屋が警戒を呼びかけて町を救いました。この功績をたたえて、パン職人たちは旧敵オスマン帝国の国旗に描かれていた三日月をモチーフにクロワッサンを作りました。

 クロワッサンやヴィエノワズリー(ウィーン風の菓子)の起源は、美味な歴史の始まりでもあります。ウィーン出身のマリー=アントワネット王妃は18世紀、オーストリアのヴィエノワズリーをフランスの宮廷に持ち込みました。これが大好評を博しました。

 パン生地をベースにした本来のレシピは、歳月とともに変わりました。パリのパン職人が20世紀初頭、バターたっぷりの折りパイ生地を三角形にカットし、くるくると丸めて三日月形に成形した現在のクロワッサンを生み出しました。

 バターを使ったクロワッサン・オ・ブールと、バターを使わないクロワッサン・オルディネールがあるほか、アーモンドクリームやアーモンドスライスを載せたクロワッサン・オ・ザマンドや、ドライフルーツを詰めてカスタードクリームをかけたディプロマットなど、スイーツへのアレンジでも親しまれています。塩味ではハムとおろしチーズ入りのクロワッサンが魅惑的です。

最終更新日 15/10/2015

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