バゲット

La baguette

バゲットを押して元に戻るかどうかも品質の基準
バゲットを押して元に戻るかどうかも品質の基準
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カリカリとして香ばしい焼き色の皮、白くてふんわりと柔らかい中身
カリカリとして香ばしい焼き色の皮、白くてふんわりと柔らかい中身
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バゲットを半分に切ってバターとジャムを塗ったタルティーヌは朝食の定番
バゲットを半分に切ってバターとジャムを塗ったタルティーヌは朝食の定番
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 パン職人は早朝、世界中で評判のフランスパンの代表格である有名なバゲットを作るために製パン室で働いています。

 食欲をそそるカリッとした黄金色の皮に、ふんわりと柔らかな身……。バケットはフランスの食卓に欠かせない存在です。どんな料理にも合うバケットは、フランス国内で購入されるパン全体の約80%を占めます。

 国際的に名高い伝統的なバケットですが、材料は小麦粉、水、天然酵母またはイースト、塩と至ってシンプルです。この細長い形になったのには、普通のパンよりも発酵と焼成の時間を短縮するという現実的な理由があります。

 とはいえ「おいしい」バゲットを作るには、「おいしい」パンを作るのと同じように時間がかかります。こね、発酵、分割、ベンチタイム、成形を経て、いよいよ焼成に入る前に、職人が有名な切れ目を表面に入れます。

 バゲットはフランスの国民食です。現在のノウハウはフランス全国で高く評価され、たたえられています。フランス大統領府(エリゼ宮)でも例外ではありません。毎年「パリ・バゲット大賞」を受賞したパン職人は、エリゼ宮に1年間パンを納入する権利を得ます。

 かじりつかないわけにはいきません。半分に切ってジャムを塗ったり、サンドイッチにしてほお張ったり。バターを塗っておいしいハムを挟むのもその典型例です。パン職人は多彩で独創的なバゲットを提案しようと、田舎風やオーガニック、はたまた穀粒入りやスパイス入りに至るまで、その腕と創造性を競い合っています。

最終更新日 15/10/2015

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