日仏カンファレンス「エクサスケ-ルパソコンによる計算科学」 [fr]

 高性能計算(ハイパフォ-マンスコンピュ-ティング)に関する日仏カンファレンスが4月14日と15日に開催され、この分野の産学研究者が一堂に会しました。

 エクサスケ-ル(浮動小数点演算を1秒間に100京回行うことを示す単位 )というシミュレ-ションの容量は、科学・経済・社会的に、そして特に次世代ス-パ-コンピュ-タの展望において、国家競争力の鍵となる切り札となっています。シミュレ-ションは、粒子物理学、コスモロジ-といった基礎研究はもちろん、気候変動の予測や自然災害の緩和といった強い社会的インパクトのある環境分野、遺伝子治療のゲノム分析や新薬のためのプロテオ-ム解析といった医療分野など、科学の様々な分野で重要な役割を担っています。その上、航空、交通、エネルギ-、新素材などさまざまな産業分野の開発にも欠かせないツ-ルでもあります。

 この分野での日仏協力強化のため、フランス大使館科学技術部はフランス国立科学研究センタ-/maison de la Simulation、日本の理化学研究所計算科学研究機構(AICS)と協力して、超高性能計算に関するカンファレンスを開催しました。この機会に上記の日仏2機関は協力協定に調印し、日仏の産学研究者80名がカンファレンスに参加しました。参加機関は下記の通りです。

日本側の大学・研究所 : 理研計算科学研究機構、海洋研究開発機構、宇宙航空研究開発機構、日本原子力研究開発機構、東京大学、筑波大学、東京工業大学、京都大学、産業技術総合研究所、情報通信研究機構、国立情報学研究所

フランス側の大学・研究所 : フランス国立科学研究センタ-、原子力・代替エネルギー庁、リ-ル大学、ヴェルサイユ-サンカンタン大学、国立海洋研究所、国立宇宙研究センタ-、国立保健医学研究所、France Grilles

日本側の産業界 : 富士通

フランス側/産業界 : エアバスグル-プ、トタル社

 さらに関係省庁、研究支援機関として、科学技術振興機構、日本学術振興会、文部科学省、フランス国立研究機構が参加しました。

 このイベントにより、当分野において日仏協力の新たな段階を迎えることとなりました。フランス国立科学研究センタ-情報科学インタラクション研究所(INSI2)のビドワ所長と理研計算科学研究機構の平尾機構長が調印した日仏2機関間の協力協定は、この10年で培われた協力の質に価値を与え、それをより一層深めていく意志を示すものとなりました。

Photo de Groupe グル-プ写真
Signature 調印式写真

最終更新日 23/02/2016

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