謝肉の火曜日

Mardi gras

国内最大規模のニースのカーニバル
国内最大規模のニースのカーニバル
Only France
ベニエ・ド・カルナヴァル
ベニエ・ド・カルナヴァル
Photocuisine

 謝肉の火曜日は多くのフランス人にとって、クレープの祭り、カーニバルの日となりました。とはいえ、この日は今でもキリスト教の伝統と結びついています。

 謝肉の火曜日は毎年同じ日付ではありません。しかしその名が示す通り、いつも火曜日です。この日は復活祭の日付を基点に、ちょうど47日前と定められています。というのもキリスト教の伝統では、その昔、謝肉の火曜日は四旬節に先立つ「肉食の」1週間の最終日でした。四旬節は復活祭まで「肉抜きの食事」をする断食期間です。謝肉の火曜日は肉や卵をはじめ、家庭内のすべての「動物性」食品を食べ尽くすため、棚を空にして盛大に飲み食いする機会となりました。

 揚げ菓子ベニエとクレープの日

 謝肉の火曜日は、伝統的な庶民の美食が特徴です。定番のクレープのほかに、「ベニエ・ド・カルナヴァル」や「ビューニュ」なども作られます。これらは古代ローマ時代からある揚げ菓子です。クレープやビューニュは卵と砂糖の予備を使い切れる上、断食期間前に栄養もつけられるので一挙両得です。今日では何よりもまず、家族や友人と美食を共にする機会となっています。

 フランスにおける今日のカーニバル

 フランス語の「Carnaval」の語源はラテン語の「carne levare」で、肉を取り除くという意味、つまり四旬節の準備をするということです。四旬節の厳格な期間が訪れる前に、人生の心配事を陽気に忘れる伝統的な娯楽の時として、謝肉の火曜日にカーニバルがフランス全国各地(ダンケルク、ショレ、ナント、シェルブール、ミュルーズ、シャロン=シュール=ソーヌ、アルビなど)で開催されます。中でも特筆すべきは国内最大規模のニースのカーニバルで、花合戦や巨大な頭の張子人形、花で飾られた山車など、世界で最も有名なカーニバルの一つです。

最終更新日 04/01/2016

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