世界最大の気球に乗って空からパリを見てみよう [fr]

 気球「エール・ド・パリ」はパリ15区のアンドレ・シトロエン公園から飛び立ちます。上空150メートルでは首都や歴史的建造物を見下ろす大パノラマが広がります。優雅で環境に優しい気球は、パリの大気環境を表示する役割も果たしています。周囲の大気の質に応じて定期的に色を変えるのです。

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© Ballon Air de Paris

 今では世界最大の係留気球に乗って、パリの上空150メートルから絶景を楽しめます。6,000平方メートルのヘリウムガスが充填された気球は、ケーブルで地上につながれています。年中無休で15分おきに大人30人までを、安全かつ騒音も振動もなく上空に運びます。その日の天候状況を考慮した安全運行です。

 アエロ30NGは全高34メートル、直径22メートルの立派な大きさで、半径4キロの地点から肉眼ではっきりと見えます。この気球は2000年を迎える祝賀行事の一環として、1999年にアンドレ・シトロエン公園に設置されました。大変な人気だったため、その後も運行を続けることになりました。開業以来の利用者数はすでに60万人を超えています。

 それだけにとどまらず、気球「エール・ド・パリ」は2008年の春、世界で初めて首都の大気環境を表示するようになりました。この技術的快挙は気球メーカー、アエロフィル社のパートナーであるエールパリフ(フランス国内の大気の質を監視する公認団体)、パリ市、バンク・ポピュレール・グループの3者の後押しで実現されました。大気の質は今では気球の色と光で表示されます。アエロ30NGは大気中の3大有害汚染物質である二酸化窒素、オゾン、粒子状物質の濃度に応じて色を変えます。周囲の大気環境に合わせて、光のシステムはグリーン(良)からオレンジ(並)、赤(不良)へと変わり、大気の質が一目でわかります。このシステムは主要幹線道路周辺の大気の質を同じカラーコードで表示する独立した照明も備えています。

 体験とともに知識を深めるために、アンドレ・シトロエン公園の受付棟にはだれもが見学できる資料が展示されています。この展示資料は子どもから大人まで、楽しみながら学べるように、見学者が飛行船の楽しさを身近に感じられる視覚媒体をベースとしています。

 アエロフィル社は世界27カ国で約60機の気球を販売する、この分野の世界トップメーカーです。同社のアエロ30NGはシンガポール、ベルリン、ドバイといった他の大都市に加えて、カンボジアの有名なアンコール遺跡などでも上空散歩の機会を提供しています。さらにフロリダのディズニーワールドや香港のオーシャンパークといった世界最大級のレジャー施設を見下ろす絶景を目にすることも可能にしています。

参照ホームページ
- 気球「エール・ド・パリ」
- アエロフィル社
- エールパリフ
- パリ市

最終更新日 23/02/2012

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