日仏がん研究セミナー [fr]

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NCC, Ambassade de France, INSERM

 日本とフランスにおいて、がんは保健行政上の重要な課題となっています。両国において、がんは心血管疾患を抑え、死因の第1位です。フランスでは男性死因の3分の1、女性死因の4分の1を占めており、毎年約14万5,000人ががんで亡くなっています。日本では死因の30%を占め、2007年には33万6,000人が亡くなっています。日本人の半数が、がんに罹患する生涯リスクがあると推計されています。

 日本とフランスは、この病気の予防および治療技術の向上のために多大な資金を投じています。これらの予算は、両国とも、複数年にわたる野心的な国家プログラムに組み込まれています。日本では2004年より第3次対がん10カ年総合戦略を推進、フランスでは2009年に第2次がん計画を開始しました。研究に充てられる予算の規模、長年の蓄積、研究の質の高さから、日本とフランスはがん研究の先進国となっています。

 日本の国立がん研究センター(NCC) とフランス国立保健医学研究機構(Inserm)は、対がん研究において、それぞれの国を代表する科学機関です。国立がん研究センターは日本において最も重要で、中核を担う対がん研究機関です。フランス国立保健医学研究機構は保健医療研究を専門とする唯一の公的研究機関であり、さらに、生命・医療科学全国研究連盟(Aviesan)の統括を担っています。Aviesanの傘下にある10の研究所のうち、1つはがん研究を専門としています。

 国立がん研究センター、フランス国立保健医学研究機構、在日フランス大使館が共催する本セミナーでは、日仏両国のがん研究者達が2日間にわたり、現在のがん研究の主要なテーマについての意見交換を行います。

- 遺伝子転写および翻訳制御
- がんゲノム
- エピジェネティクスとがん
- 発がんおよび白血病誘発
- 細胞老化およびプログラム細胞死
- 生物学的データの解析(ゲノム、プロテオーム、システムバイオロジーなど)
- がんトランスレーショナルリサーチ
- 免疫学とモニタリング

 研究者たちはそれぞれの最新研究について報告し、共に今後の研究の方向性を探ります。本セミナーは、この分野における研究交流を深め、実りのある協力関係を築くことを望む、両国の研究機関の熱意の下に実現するものです。

期間: 2011年11月1日(火)・2日(水)
会場: 在日フランス大使館 会議室

主催: 在日フランス大使館 科学技術部、フランス国立保健医学研究機構(Inserm)、 国立がん研究センター(NCC)

招待者のみ入場可能

お問い合わせ: 在日フランス大使館科学技術部 斎藤文子
Tel: 03-5798-6038
E-mail:assistante.sdv@ambafrance-jp.org

- 日仏がん研究セミナープログラム(PDF)

最終更新日 23/02/2016

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