日仏セミナー「水 - 美と健康の要素」 [fr]

 水は単純かつ複雑な分子です。水の分子H2Oは温度や圧力の違いにより、時には固体、液体あるいは水蒸気と、異なる状態となります。地球上の生命にとって不可欠なもので、人間の細胞や組織を構成し、身体の機能に関与しています。命の要素である水は私たちの健康にとって重要な物質です。科学の進歩により、人体の良好な機能を保障する微量元素の媒体でもある水を、毎日十分な量摂取することの重要性も分かってきました。

 人体にとってメリットがある水は、私たちが飲んでいる水に限られるわけではありません。水は人間の外皮、つまり皮膚の質や美しさにとっても大事な役割を持っています。美しさを求める人々は、水分を皮膚に補給することや能動元素の媒体として水を利用することに、以前から大きな関心をもってきました。

 皮膚を水に接触させる方法の中で、最も自然で、かつ最も古くから用いられているのは温泉です。フランスも日本もそれぞれ、治療あるいは何らかの効果のある温泉に入るという長い伝統を持った国です。

 フランスではローマ時代から温泉がありました。その後廃れましたが、19世紀に入り復活しブームとなりました。現在、約120の施設があり、毎年60万人もの湯治客を集めています。リウマチ、骨関節、呼吸器、循環器、消化器、皮膚、泌尿器、不安、心因性疾患など、訪れる理由は多様です。

 日本でも自然に湧出する温水、つまり温泉の利用は極めて古くから実践されており、まさに古来の伝統といえるものです。日本は火山国で、温泉に事欠くことは無く、全国どこにでもあります。草津や別府などの温泉地には多くの施設が集っています。温泉はそのミネラル含有量によって異なる治癒特性を持っていますが、湯治だけでなく休息やくつろぎの場としても利用されています。

 今回のセミナーでは、日本とフランスの専門家がこのような水の特性と効能について発表します。

日時: 2011年10月6日(木) 13時30分~17時45分
会場: 在日フランス大使館 会議室

主催: LVMH リサーチ社(フランス)、在日フランス大使館科学技術部、
日本温泉気候物理医学会、日本化学会コロイド及び界面化学部会

お問い合わせ: 在日フランス大使館科学技術部 渡辺早苗
Tel: 03-5798-6035
E-mail: interprete.sws@ambafrance-jp.org

- 日仏セミナー「水 - 美と健康の要素」プログラム(PDF)

最終更新日 23/02/2016

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