EUが化学兵器使用をめぐる対シリア制裁措置を採択 [fr]

 フランス外務・国際開発省副報道官は3月20日、ヨーロッパ連合(EU)が化学兵器使用をめぐる対シリア制裁措置を採択したことを歓迎する声明を発表しました。

 フランスはシリアの民間人に対する化学攻撃の責任者であるシリア将校4人に対する制裁措置が3月20日、EUにより採択されたことを歓迎します。

 彼らの責任は、国際連合と化学兵器禁止機関の合同調査メカニズム(JIM)が昨年8月に公表した報告書の中で明らかにされました。

 これら4人はシリア紛争への関与を理由に、EUの制限措置の対象者リストに追加されます。

 EUはこの決定によって、化学兵器禁止条約(CWC)の順守と大量破壊兵器の拡散防止に断固として取り組む姿勢を示しています。

 フランスはこれらの犯罪の責任者を処罰されないまま放置されないための努力を続けます。フランスはシリア政権の一般市民に対する連続的な化学兵器使用の常態化を看過することはありません。

最終更新日 21/03/2017

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