仏英外相がシリアに関する共同声明を発表 [fr]

 ジャン=マルク・エロー外務・国際開発大臣は7月28日、イギリスのボリス・ジョンソン外務大臣の訪問を受けました。会談後にシリアに関する共同声明が発表されました。

 ジャン=マルク・エロー外務・国際開発大臣とボリス・ジョンソン外務大臣はこの日の会談で、シリアの深刻な情勢を取り上げました。

 両大臣はシリア政府軍と同盟国によるアレッポ包囲の続行を最も断固とした形で非難しました。この都市の包囲によって、30万人近い住民が取り残され、和平交渉の再開を不可能にしています。民間人や医療施設に対する爆撃を含む悲惨な結果がもたらされ、新たな難民の流出が誘発されるおそれがあります。

 両大臣はシリア政府の同盟国に対し、ミュンヘンで承認された停戦協定および国際人道法に違反するこれらの作戦を即時中止させるよう厳正に呼びかけました。両大臣は戦闘停止協定が完全かつ可及的速やかに回復されるとともに、完全な執行権を有する移行政権の設立に向けた前進がなされることを求めました。

 両大臣はこの観点から、シリア諸勢力間交渉に積極的に参加する姿勢を確認する、高等交渉委員会に集結した反体制派の責任感に敬意を表します。両大臣はスタファン・デ・ミストゥーラ国連特使に対する支持も再確認しました。

 両大臣は国際シリア支援グループの全構成国が、国連安全保障理事会決議第2254号の支持とともに、戦闘の停止と人道的アクセスの改善という背景の中で、政治的移行プロセスに関する合意を8月1日までに達成するとした約束を改めて指摘しました。両大臣はアメリカが国連と連携しながら、この期限内に合意を見いだすべくロシアと協力するために続ける努力を歓迎しました。両大臣はロシアが戦争に終止符を打ち、交渉のテーブルに戻るようバッシャール・アル=アサド政権を説得できる唯一の国であることを強調しました。

 両大臣はダーイシュ(「イスラム国」)にしろ、アル=ヌスラ戦線にしろ、シリアのテログループと戦うために進められる努力を増強する必要性を強調しました。

 両大臣はシリアの民間人が大量虐殺される限り、永続的な政治的解決もシリアの安定回復もないことを改めて指摘しました。

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最終更新日 29/07/2016

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