小西国際交流財団「日仏翻訳文学賞」授賞式 [fr]

 小西国際交流財団主催の第21回日仏翻訳文学賞授賞式が6月14日、東京・港区のフランス大使公邸で開催されました。

© 小西国際交流財団
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小西国際交流財団「日仏翻訳文学賞」

 小西国際交流財団の日仏翻訳文学賞は1993年12月、日仏の翻訳者の努力を顕彰するとともに、日本語とフランス語の翻訳を支援することで両国間の文化交流を促進する目的で創設されました。

 小西国際交流財団は国際交流に尽力し、日仏翻訳文学賞の選考委員は常に日本とフランスの文学に通暁した著名な専門家が務めています。

 この賞は日仏の文学作品の翻訳者を顕彰するものです。主として文芸分野が対象ですが、より広い視野で人文科学分野も含まれます。選考が行われる年の3月31日から過去2年以内に出版された作品が選考対象となります。

第21回日仏翻訳文学賞授賞式

 毎年2つの賞が授与されます。ひとつは日本語からフランス語への翻訳作品に対し、フランスで授与されます。授賞式はパリの在フランス日本大使館で行われます。もうひとつはフランス語から日本語への翻訳作品に対して授与されます。

 今年、日本側の選考委員を務めたのは、選考委員長の野崎歓氏(東京大学教授)、堀江敏幸氏(早稲田大学教授)、澤田直氏(立教大学教授)の3人で、いずれも日本を代表するフランス文学翻訳家です。今回の受賞者には、ガストン・ルルー『オペラ座の怪人』(光文社、2013年)を翻訳した平岡敦氏(中央大学)が選ばれました。

 平岡氏はこれまでモーリス・ルブランやダニエル・ぺナックをはじめ、ジャン=クリストフ・グランジェ、ミッシェル・オスロ、ギ・ド・モーパッサンなど、さまざまな作風の作家の作品50作以上の翻訳を手がけてきました。2015年秋に出版された2013年ゴンクール賞受賞作のピエール・ルメートル『天国でまた会おう』の翻訳でも高い評価を得ました。

 授賞式はティエリー・ダナ駐日フランス大使出席のもと、フランス大使公邸で行われました。日本語からフランス語への翻訳作品に対する日仏翻訳文学賞は2016年秋、鴨長明『発心集』(ル・ブリュイ・デュ・タン出版、2014年)の翻訳者であるジャクリーヌ・ピジョー氏に授与されます。

最終更新日 30/06/2016

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