国立情報学研究所の安達淳教授が国家功労勲章を受章 [fr]

 国立情報学研究所副所長の安達淳教授は5月17日、フランス大使公邸で行われた叙勲式で、ナジャット・ヴァロー=ベルカセム国民教育・高等教育・研究大臣により、国家功労勲章オフィシエに叙されました。

© 在日フランス大使館
© 在日フランス大使館
© 在日フランス大使館
© 在日フランス大使館
© 在日フランス大使館
© 在日フランス大使館
© 在日フランス大使館
© 在日フランス大使館
© 在日フランス大使館
© 在日フランス大使館

 
 G7倉敷教育大臣会合とG7茨城・つくば科学技術大臣会合に出席するために来日したナジャット・ヴァロー=ベルカセム国民教育・高等教育・研究大臣は5月17日、フランス大使公邸で行われた叙勲式で、国立情報学研究所副所長の安達淳教授に国家功労勲章オフィシエを伝達しました。ヴァロー=ベルカセム大臣は、式典に集まった科学界の著名人をはじめとする招待者を前に祝辞を述べ、安達教授の業績全体、中でも日仏関係の発展に対する多大な貢献をたたえました。

 安達教授は情報学分野の著名な研究者で、2000年の国立情報学研究所(NII)の設立に尽力し、現在は同研究所副所長を務めています。「情報爆発プロジェクト」や「ソーシャル・サイバーフィジカルシステム」など、数多くのパイロットプロジェクトの実施を主導しました。

 2009年の日仏情報学連携研究拠点(JFLI)の設立にも多大な貢献を果たしました。この日仏共同研究ラボは、日本側の国立情報学研究所、慶應義塾大学、東京大学と、フランス側の国立科学研究センター(CNRS)、フランス情報学自動制御研究所(Inria)、パリ南大学、ピエール・エ・マリー・キュリー大学で構成され、安達教授は共同ディレクターを4年間務めました。JFLI は2012年、安達氏の尽力により、UMI(国際混成ユニット)に認定され、日仏協力の基軸となる研究組織の一つとなりました。このことはJFLIの高い成熟度と、その研究の優秀さを物語ります。

 安達教授は現在、オープンアクセス、オープンデータ、オープンサイエンスの推進に極めて積極的に取り組んでいます。日本政府が優先課題に掲げるとともに、G7茨城・つくば科学技術大臣会合でも取り上げられたテーマで、研究成果を可能な限り広範囲で共有することが狙いです。国際学術情報流通基盤整備事業(SPARC Japon)や学術情報ネットワーク(SINET5) [1]で主導的な立場にあるほか、日本政府が設置したこのテーマに関する検討会の委員も務めています。

 今般の叙勲では、科学技術分野の長年にわたる日仏関係の質の高さと活力が際立ちました。

[1日本全国の大学や研究機関などの学術情報基盤として構築、運用されている情報通信ネットワーク。

最終更新日 02/06/2016

このページのトップへ戻る