3月24日は世界結核デー [fr]

 ユニットエイド(UNITAID)は結核対策に継続的に取り組み、2012年は約5,000万ドルの予算を小児結核対策プログラムと、新しい診断ツールの配布のために割り当てました。

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© Desmond Tutu TB Centre, Department of Paediatrics and Child Health, Stellenbosch University

 現在、小児結核の治療薬は存在しません。ユニットエイドが新薬開発を可能にすべく抗結核薬開発世界同盟(TBアライアンス)に特別予算を割り当てる理由もそこにあります。小児結核は今日、十分に考慮されない傾向にありますが、いまだに子どもの死亡原因の第10位を占め、現在50万人以上の子どもが結核に苦しんでいます。この分野で財政的支援を実施している団体は、ユニットエイド以外にありません。

 ユニットエイドは診断ツールに関して、最新診断システム「GeneXpert(ジーンエキスパート)」を4月初めまでに世界27カ国に導入する計画の支援にも貢献しています。このシステムによって多剤耐性結核が検出できる上、2時間以内で診断ができます(ほかの検査では数日あるいは数週間)。これは結核診断分野における大きな変革です。ユニットエイドの財政支援のおかげで、このシステムに必要な試薬カートリッジの価格を40%低減できたので、145カ国で利用できるようになりました。これらの投資は、南アフリカやブラジルをはじめ、結核の影響が最も深刻な国々で、およそ数百万ドルのコスト削減につながりました。ユニットエイドは新しい医薬品や診断ツールの市場投入までの期間を短縮し、コストを低減させ、検査へのアクセスを加速するため、この種の計画への出資を継続します。

 ユニットエイドは結核の研究とその治療薬および医療機器の市場調査を極めて重視し、結核治療に最大限のプラス効果があるように、この市場への関与を続けていく方針です。ユニットエイドの「ビジネスモデル」とは、市場に関与することで価格を低減させるほか、医薬品および医療機器へのアクセスの拡大を図ることです。現在の結核患者の40パーセント(約300万人)が早期検診を受けられなかったため、結核の感染を拡大させることになりました。一方、多剤耐性結核および結核・HIV重複感染の検診は依然として困難です。それゆえに早期検診のための診断が将来において取り組むべき主要課題となっています。ユニットエイドは特に治療へのアクセスに加えて、成人の治療期間を最大50%短縮するための新しい措置を拡大しながら、小児結核対策の支援を続けていきます。

最終更新日 26/03/2013

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