討論会シリーズ「男女間の不平等との闘い : 袋小路から抜け出るために」 [fr]

 フランス大使館/アンスティチュ・フランセ日本と日仏会館は5月と6月、日本とフランスにおける労働市場、官僚上級職、政治における男女間の不平等をテーマに、複数の討論会を日本の諸機関と共催します。この一連の討論会は、今年1月にトマ・ピケティ氏の来日を機にスタートした「経済成長と格差」に関するシリーズ討論会の第2弾です。

男女間の不平等との闘い - GIF 世界経済フォーラムによる最近(2013年)の男女間不平等格付けで、日本は世界136カ国中105位です。日本人女性の収入と就労機会は、日本人男性と比較して65%にとどまります。

 教育や健康の分野における男女間格差は大方解消されたとはいえ、政界(政策決定機関における女性の割合は6%)と労働市場における不平等は顕著です。仕事の質と就労機会の二重の格差が存在します。 [1]

 日本の人口高齢化が加速し、日本の就労人口が大きく減少することが予測される中、女性の労働市場参加を促進することが、安倍総理大臣が掲げる経済財政政策、いわゆる「3本の矢」の一翼を担っています。

 女性の有職率の上昇と出生率の増加を同時に達成できるような家族政策とは、どのようなものなのでしょうか? 仕事を持つ男性と女性が、仕事と私生活をよりよく両立している成功事例には、どのようなものがあるでしょうか? このような不平等の土壌となる社会文化的要素は、どのように説明されるのでしょうか? とりわけ、高等教育への進学や企業や行政機関で責任ある上級職に就くことを女性が自ら躊躇し、諦めてしまうメカニズムはなぜ起こるのでしょうか? 政界と官僚組織における女性の活躍を促すための公共政策には、どのようなものがあり得るでしょうか?

 このシリーズ討論会は5月9日から6月5日にかけて、東京と京都を舞台に、読売新聞社の後援、アクサ生命保険株式会社とアートコーポレーション株式会社の協賛を得て、京都大学および上智大学男女共同参画推進室と共同開催されます。

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5月9日(土)15:30-京都大学
「男女間の不平等との闘い : 袋小路から抜け出るためのイニシアティブとは?」

開会の辞 稲葉カヨ氏(京都大学副学長)

司会 竹村登茂子氏(読売新聞)
ダニエル・ブスケ(男女平等高等諮問機関長)
フランソワーズ・ミレウスキ(経済学者、ジェンダーに関する研究と教育プログラムの共同責任者)
橘木俊詔先生(京都大学名誉教授)
小酒部さやか氏(マタハラNet 代表)
小笠原隆裕氏(アクサ生命保険株式会社)
統括 横山美夏(京都大学教授)

※ 入場無料(定員になり次第締め切り)

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5月26日(火)18:30-日仏会館 
「それでも二人で暮らすのか?日本とフランスにおけるカップルの期待、幻滅、新しいモデル」

フランソワ・ド・サングリー(パリ・デカルト大学)
山田昌弘(中央大学)

※ 入場無料、事前申し込みは日仏会館ホームページより

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5月28日(木)16:00 -アンスティチュ・フランセ関西(京都)
「全てを選ぶことを諦めないために - 女性とリーダーシップ―大学の果たす役割、日仏展望」

ナタリー・ロワゾ氏(フランス国立行政学院校長)
伊藤公雄氏(京都大学教授、内閣府男女共同参画会議基本問題調査専門委員会委員)
司会 石野伸子氏(産経新聞)

※ 入場無料(定員になり次第締め切り)

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5月29日(金)17:30~19:30-上智大学(東京)2号館17階国際会議場
「女性とリーダーシップ:全てを選びましょう!」

ナタリー・ロワゾ氏(フランス国立行政学院校長)
松川るい氏(外務省総合外交政策局女性参画推進室長)
三浦まり氏(上智大学教授)
田渕六郎氏(上智大学教授)
司会 田口栄一氏(読売新聞)

※ 入場無料(定員になり次第締め切り)

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6月5日(金)18:30-日仏会館 
「カップルの変化:性、ジェンダー、平等」

ミッシェル・ボゾン氏(国立人口学研究所、社会学者)
加藤秀一氏(明治大学、社会学者)

※ 入場無料(定員になり次第締め切り)

[1日本の就業率は女性63%、男性85%、全就業者に占めるパートタイム労働者の割合は男性10%、女性35%。

最終更新日 29/05/2015

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